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きみと、波にのれたらを観てきた感想。絵と世界観は好き。ネタバレあり

前から観たかった映画を観てきた。

「きみと、波にのれたら」

なんかの映画観たときに予告が流れててなんか惹かれるものがあって観たかった。

金曜の夜に観に行ったんだけど、あんまり人気ないみたいでレイトショーやってるところ探すのに苦労しました。 

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絵が綺麗。

人気ないけど俺は観て良かったよ!

 

 きみと、波にのれたらを観てきたから感想を書きたい

せっかくブログを書いているので映画を観たら感想を書きたいと思う。

今回は、きみと、波にのれたらという映画を観てきた。

 

アニメーションです。

 

僕はアニメは全体的に好き。

特に感動系はアニメに限る!くらいに思ってる。

 

例えばドラマとかだと役者を知ってるから結局演技に見えてしまうのだけど、アニメのキャラクター達は演技じゃなくて、その世界の中でのリアルだからそっちの方が観てるこっちは感情移入出来るというか。

 

まあ、アニメだって声優が演じてるんだけどさ。

それでも、お芝居してる感はアニメのが薄いと思うんだよ。

 

話を戻すと、この話は感動系。

若い2人の悲しい恋の話って感じ。

 

 

主役の2人

あんまり人気は無いみたいなのが残念。

ちょっとだけ話題になったのが、主役の2人は有名人が演じてる。

 

物語の主観になるひなこは川栄李奈

可愛い。

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川栄李奈はいいか。

皆知ってるでしょ?

 

彼氏役の港は片寄涼太

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EXILE tribe?でいいのかな?

知らん。

でも、声は流石に声優ほど上手くないけど普通に上手いとお。

声の感じもマッチしてたし。

 

ストーリーは?

主人公は女の子のひなこでサーフィンが趣味。

小さい時は海沿いの街に住んでて、大学入学を機にその港町に帰って一人暮らしを始める。

海が好きで海洋学の学部という設定。

千葉が舞台みたいだね。

 

で、引っ越ししてちょっと経った時にマンションが火事になっちゃうだけど、そこで消防士の港に助けてもらうという、運命的で劇的な出会いをする。

 

いーんだよ、アニメなんだから。

 

で、趣味のサーフィンにひなこが港を誘って一緒にサーフィンするうちに仲良くなって付き合うという流れ。

 

YouTubeで予告観ると良いよ。

 

港が嬉しそうにしてて後輩に「これから何かあるんですか?」って聞くんだけど

港はこの表情で

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「波に乗るんだ」

 

って言うの。

 

すげーいいよ。

カッコいいし、嬉しそう。

実写でこれされたらムカつくと思うけど、アニメだと許される。

 

で、付き合って1年後に冬の海でサーフィンしてる港は、海に落ちた人を助けようとして死んじゃう。

 

予告で死ぬの分かってたけどちょっと辛かったな。

ひなこも港も嬉しそうに恋愛を楽しむ描写があって、あの描写は若い時に好きな子と付き合ってた時の事を思い出してしまう人も多いと思う。

そういう感情移入出来る描写だったからさ。

 

で、当然失意のどん底に落ちるひなこなんだけど、2人で良く歌った歌を水の前で歌うなんと水の中に死んだはずの港が現れる!!

 

というファンタジーな話。

 

どんな水の前でも歌うと港が現れる設定。

それも見えるだけじゃなくてコミュニケーションも取れるからひなこは大喜び(そらそーだわな)。

ひなこは水筒に水を入れて持ち歩いたり、ビニールのぬいぐるみに水を詰めて等身大の港を呼び出したりして、再会を喜んで普通にデートを始めたりします。

ただ、港が見えるのはひなこだけ。

 

周りから見るとヤバい人ですね。

ただ、ちょっと思ったのは大事な人を亡くして幻覚見てる人とかはこんな感じなのかな?って思いました。

 

本人には見えてて声も聞こえる、でも周りには何も見えない。

幻覚見えてる人ってこんな背景があったらちょっと切ないですよね。

ちなみにもしかしたら港は幻覚だったってオチなのかと思ったけど違った。

 

そんな生活して、周りから心配されたするんだけど、ひなこはなんで港が現れたのか考えはじめます。

 

港の願いは?死んだ港はなぜ現れたのか?

港はひなこに立ち直って欲しかったんですね。

それは物語の最後ではっきりと描写は無いけど分かります。

 

物語の最後にまた同じように火事に巻き込まれるひな子と港の妹の洋子。

もう逃げられない!ってなったところに港が突然、大量の水と一緒に現れ火事を消してくれます。

 

洋子にも両親を宜しく!と声を掛けてひな子にはこの水は屋上まで上がったあと、一気に下に流れるからその波に乗るんだ、と話します。

 

なんか文章書いててよくわかんないな。

映画で観たら分かってくれると思うから見てくれ。

 

とにかく、最後は港が作った大きい波にひな子は乗って地上に帰るわけです。

それを見届けてた港は(多分だけど)立ち直ったひな子を見届けて天帰っていく・・

 

こんな感じ。

 

最後がちょっとなー

って感じです。

 

水が出てくるのがいきなり過ぎるし、ひな子が波に乗ったイコール立ち直ったは違うだろう・・

もちろん、港の願いは「ひな子か波に乗ること」だったって言う描写があったから最後の大きい波を乗りこなしたひな子を観て願いが叶って成仏したのはわかるよ。

 

わかるけど、説明ないし、あれで乗りこなしたからOKというのも微妙だし、最後の別れも何か欲しかった。

というか、しっかり感情移入しちゃってたから最後は尚更思った。

「最後にひな子に声掛けてやれよ!」って。

 

あと、なんで火事になったビルに都合よくサーフボードみたいなの落ちてんだよ、って思いました。

 

気になったのはそんくらい。

 

 

テーマはきっと喪失と再生みたいなものだと思う

多分、そんな感じだと思う。

愛するものを得た喜び、喪った悲しみ。

それでも生きていく!みたいな。

 

後半のひなこは乗り越えようと港がしたかった人助けに興味を持ってライフセーバーの資格を取ろうとしたりする。

 

あるタイミング(映画観たらわかる)から徐々に立ち直るとまで行かなくても立ち直ろうとするひなこの姿はすごく好感が持てる。

 

好きなセリフ

「波に上手く乗れなかったら次にくる波に乗れば良い」

良いセリフ。

仕事の時も覚えとこう。

 

上手くサーフィン出来ない港にひなこが言ったセリフ。

 

後半はブーメランのようにひな子に刺さるんだけどね。

でも、ひなこは立ち直ろうと、次の波に乗ろうと懸命に足掻く。

 

この映画のいろんな事が凝縮されてます。

 

評価は?

星3つで!

 

全体的に良かったけど、都合良すぎなのが多くて、ファンタジー要素は良いとしても展開のリアリティがもうちょい欲しいなー

 

あと、死んだあと幽霊港の心理描写がもっとない伝わらないよね。

キャラクターとか好きになってたから尚更思った。

 

 

一緒に行った彼女は微妙な評価との事。

俺は好きだけど、めちゃくちゃ勧めたいってほどではないかな。

日曜ロードショーでやるなら友達に勧めるし、予定合わせてしっかり観ると思う。

そんな感じ。

 

でも、一応オススメよ。

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